「老後」と聞いて、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか?
ゆったりと過ごす穏やかな時間、趣味に没頭する毎日…。もちろんそれも素敵ですが、近年では「アクティブシニア」という言葉が象徴するように、年齢を重ねても意気揚々と人生を楽しむ高齢者が増えています。
では、老後も健康で元気に過ごすためには、一体何が大切なのでしょうか?
最新の調査結果から、驚くべき事実が明らかになりました。それは、「デジタルを使いこなす高齢者ほど、健康で活動的である」 というもの。
一体どういうことなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
デジタル高齢者、急増中!
従来の高齢者イメージとは異なり、スマホやパソコンを使いこなす「デジタル高齢者」が急増しています。彼らは、YouTubeで情報収集をしたり、LINEで孫とコミュニケーションを取ったりと、デジタルツールを駆使して生活を楽しんでいるのです。
実際に、高齢者の4人に1人がYouTubeを視聴し、その利用時間は午後8時以降が多いというデータも。これは、若者と同じように夜遅くまでデジタルコンテンツを楽しんでいることを示唆しています。
デジタル化がもたらす健康効果とは?
調査結果によると、デジタル機器を保有している高齢者ほど、健康状態が良い傾向が見られるとのこと。
その理由としては、
- 情報収集能力の向上: 健康情報や医療情報を手軽に入手できるため、健康意識が高まりやすい。
- コミュニケーションの活性化: SNSやビデオ通話などを通じて、社会的なつながりが維持され、孤独感を解消できる。
- 趣味や娯楽の充実: インターネットを通じて、新しい趣味を見つけたり、オンラインコミュニティに参加したりすることで、生活にハリが出る。
- 活動範囲の拡大: 地図アプリや乗換案内アプリなどを活用することで、外出や旅行の機会が増え、心身の活性化に繋がる。
などが考えられます。
大胆に挑戦!新しい自分を発見する老後
デジタル化は、高齢者にとって決して難しいものではありません。むしろ、生活を豊かにし、健康を促進する可能性を秘めていると言えるでしょう。
今まで使ったことがないアプリに挑戦してみたり、オンラインコミュニティに参加してみたりと、まずは小さな一歩から始めてみませんか?
老後も新しいことに挑戦し続けることで、心も体もいきいきと輝き、より豊かな人生を送ることができるはずです。
*参考文献
夜7時台はニュース、8時以降はYouTube…独自調査で判明「1000万人以上いるデジタル高齢者」の生活パターン – President Online
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